1982-04-21 第96回国会 参議院 決算委員会 第6号
○政府委員(秋山智英君) 私ども、いま先生御指摘の保安林、あるいは自然公園というふうな法令によりまして、国土保全その他の各種公益機能を重視したためのこういう施業方法をとっているところにつきましては、特に法令に基づきまして、各種の制限を課しているわけでございますが、その面積は全体で四百八万ヘクタールございまして、国有林総面積の五三%に当たっています。
○政府委員(秋山智英君) 私ども、いま先生御指摘の保安林、あるいは自然公園というふうな法令によりまして、国土保全その他の各種公益機能を重視したためのこういう施業方法をとっているところにつきましては、特に法令に基づきまして、各種の制限を課しているわけでございますが、その面積は全体で四百八万ヘクタールございまして、国有林総面積の五三%に当たっています。
そこで、この問題について私はやっぱり根本的に間違っていると言わなければならぬのは、特に北海道にしぼって申し上げなければならぬのは、北海道の国有林総面積は四一%、御存じのとおりでありまして、伐採量は三六%、造林面積は四三%を占めているわけです。こういう全国的にも、ここにありますように四一%、全国の四割ですからね。
特に治山事業につきましては、治山事業五カ年計画に基づきまして計画的に実行いたしておりますし、さらにただいま国有林の中で約三百六十万ヘクタール、国有林総面積の四五%を保安林に指定いたしまして、国土保全その他森林の公益的機能の発揮ということには十分心がけておる次第でございます。
○芳賀委員 次に、保安林の配備計画を進める場合において一番重要な問題は保安林の指定施業要件を完全に順守されるかどうかということにかかっておると思うわけですが、たとえば国有林については、国有林総面積の約二分の一の三百六十万ヘクタールが保安林ということになっておるわけですが、それでは、国有林において保安林の指定施業基準というものが完全に守られておるかどうかということに一つ問題があるのですよ。